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独学で日商簿記3級の資格取得を目指しましょう

日商簿記検定についての概要

商工会議所法の規定に基づき
日本商工会議所および各地商工会議所が実施する検定試験(商工会議所検定試験)の一つで
簿記に関する技能を検定します。

2011年現在では、年に3回実施されます。
日商簿記検定に似ている検定試験としては、ビジネス会計検定試験があります。
こちらは財務諸表の読み方や財務分析などについて出題されます。

ちなみに、正式名称は
「日本商工会議所及び各地商工会議所主催簿記検定試験」
となっています。長いです。

各級のレベル、求められる知識・スキル・受験料など

1級

公認会計士・税理士などの会計系国家試験の登竜門の立ち位置となっています。
大学レベルの商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を習得していることが求められます。
具体的なスキルとしては、財務諸表規則・企業会計に関する法規を理解し、経営管理や経営分析ができることが求められます。
1級合格者は、税理士試験の受験資格を得られます。
受験料は7,500円(税込)となっています。

2級

企業(有限会社、株式会社の両方)における経理担当者および経理事務員として必要な
高校程度の商業簿記および工業簿記(初歩的な原価計算を含む)に関する知識を有していることが求められます。

2級レベルであれば、財務諸表を読む力がつき、企業の経営状況を把握できるようになります。
自社だけでなく、顧客やパートナー企業など、他社の経営状況も把握できるようになるので
株式会社の経営管理に役立ちます。
3級との大きな違いは、工業簿記が含まれている点です。
なお、受験料は4,500円(税込)となっています。

3級

「個人企業」における経理担当者または経理補助者として必要な商業簿記に関する知識を有していることが求められます。
貸借対照表や損益計算書の読み取りができるようになり
上場あるいは経営状況を公開している企業の経営状況を数字から理解できるようになります。

営業、管理部門に必要な知識として評価する企業が増えてきています。
なお、受験料は2,500円(税込)となっています。

4級

商業簿記の入門的知識を有していることが求められます。
小規模小売店の経理に役立ちます。勘定科目による仕訳ができることが求められます。
なお、受験料は1,600円(税込)です。

1級については、総得点に加え商業簿記(25点)会計学(25点)工業簿記(25点)原価計算(25点)の科目ごとにつき
40%(10点)以上の得点を要します。
1科目でも9点以下の科目がある場合は不合格となってしまいます。
最大84点でも不合格となってしまうケースもあり得ます。

全国的に知名度の高い資格とあって
経理や財務、一般事務職などへの就職・転職の際に有利な資格とされています。
企業によっては優遇されるケースもあります。

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